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02 August

【2022年】WCSロンドン大会 攻略法

久々にブログとやらを書いています。お久しぶりです。最近アクロマさんの公式グッズが出て大変うれしいタカハです。コロナによって延期されていたWCSロンドン大会がいよいよ開催されますね!

さて、久しぶりの海外渡航...... 海外旅行ガイドなども数年前に発行されたものが最後だったりと、もしや今年の情報が少ないのでは?と思い、WCS参加勢に需要ありそうな情報をまとめてみました!


◆ストライキについて
(2022年8月2日現在)

Day1 (8/18) ナショナルレイル 14社運休

Day2 (8/19) Tube(地下鉄)ストライキ
Day3 (8/20) ナショナルレイル 14社運休

そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけです。今回のWCS開催中に起きるイベントの中で一番やばい案件です。ナショナルレイルとtube(地下鉄)の2種類のストが予定されています。前者は郊外や他の都市まで行く路線なので、ロンドン中心で過ごす分にはそこまで大きな影響はありませんが、Day2の地下鉄ストは結構キツイかも

まだ詳細出ていませんが、おそらく全線運休する路線がいくつか、動く路線も1時間に3〜4本、アナウンスされていなかった路線も午後から運休なんてこともあるかも…… 当日は移動時間を2倍で見積もってください。また、翌日も運休していた路線は復旧に時間がかかるので、午前中はダイヤが乱れる傾向にあります。

※(余談)18日、20日のレイルストにはガトウィック空港への足となるGTRが含まれているので、万が一、LCCを利用してスペインなどに向かおうとしている人はバスやタクシーを事前予約する必要あり。


ストライキの日のバス:運休した路線の振り替えバスが出たり出なかったり。ストライキの日は通常ルートも満員で、そもそもバスがバス停に止まってくれなかったり、乗れても渋滞で進まなかったりと、期待はしない方がいいかも。

Uberは便利か:安くて便利。ストライキの日はただ道路が混みあう傾向にあり、呼んでも来なかったり、車がたどり着けないとの理由でキャンセルされたりするので、過信は禁物。

ブラックキャブ:ロンドンらしい黒タクシー。割高かつ流しを拾うしかありませんが、安心感はあります。ストライキの日でも裏道を行く技術と、運転中に窓を開けて、隣を走る同業者に最新の道路情報を聞き出すコミュ力でUberに差をつけます。

確実なのは:徒歩。


◆Tubeに乗る際の注意事項

改札を通る前に 運行情報(TFL公式サイト)を確認することをお勧めします。地下は基本的に携帯の電波が入らないので、駅ホームや車内でスマホによるルート検索ができません。

おすすめアプリ:City Mapperは必須のアプリ。地下鉄やバスの運休情報、地上の渋滞情報もろもろ加味して目的地までのルートを案内してくれる優秀アプリ。

熱中症に注意:従来涼しい国なので、エアコンのない車両と駅がほとんど。夏は外気温が20~25度程度とはいえ、車内温度は外気温+10度が目安なので、熱中症予防になるべく水を持って地下に潜ってください。ちなみにエアコンが付いている路線は「Circle」「Hammersmith &City」「District」「Metropolitan」「Elizabeth」の5路線。これらを使って移動できればだいぶ快適。


◆ヒースローの遅延について

(2022年8月2日現在)

コロナ渦+夏休みの繁忙期のコンボが決まり、ヒースローでの人員不足が深刻な事態に。荷物の取り扱いや出国手続きに支障が出ています。

入国時:日本のICチップ付きパスポートなら自動改札を通過できるので、UK/EU Passportsの列に並んで大丈夫!昔は非常に分かりづらかったのですが、今は表記が改善されあちこちに日本の表記が追加されたので迷うことはない筈。これで大幅に入国審査にかかる時間を短縮できます。どうしても入国スタンプが欲しい方は有人レーンへ。荷物は1~2時間ほど待つ可能性あり。

帰国時:ヒースローは本来フライト時刻の3時間前までに到着していれば十分といわれる空港でしたが、人員不足で各セクションにおいて大行列になる可能性が高いです。曜日や時間によっては時折すんなり通過出来ることもあるようですが、なるべく早めの行動を。自分のフライト時刻が迫っているとスタッフに交渉しても「周りもみんな同じ事情だから」といって割り込みも成立しない様子。

ロストバゲジ:帰国時が問題かも。7月半ばごろから搭乗する飛行機に荷物が乗らずに後から来るパターンの報告がちらほら。「帰国してすぐに使うもの」は機内持ち込みにした方が良いです。意外と忘れがちなのが、常備薬、日本円、日本で使うSIMカード。必ず機内持ち込みに。もちろん、行きもSwitch本体やカードデッキは手荷物にしましょう。


◆コロナ事情について

(2022年8月2日現在)

帰国時のコロナ検査:Fit to Fly系のPCR予約しておけば基本はOK。できればクリニックで検査してもらえるもの推奨(郵送でキットを送ってもらう方式は荷物が紛失する可能性ある為) 。安価なLFT(ラテラルフローテスト)は日本入国要綱を満たさないのでNG。

イギリスのコロナ事情:イングランドは1週間あたり、25人に1人が陽性と極めて高い数字が報告されていますが、平然と社会は回っています。マスク着用者は体感5%ほど。付けているのも医療関係者とお年寄とアジア人くらい。ただ、マスク付けている人がいても「付けてる人がいるなぁ」程度の扱われ方。ヘイトアタックの心配も無用なので、絶対に感染したくない人はマスク着用推奨です。

イギリスでコロナにかかった:「病院には来るな」と言われているので、基本的に解熱鎮痛剤を飲み陰性が出るまでホテル待機するしかないです。薬局や大型の食品スーパーなどで£2くらいで簡易の抗原検査キット(1個入り)が販売されているので陽性か陰性か自体は簡単に確認することができます。簡易検査で陰性が出たら改めて渡航用のPCR受ける流れがおそらく一番効率的。


◆現金とクレジットカード
完全キャッシュレス社会:コロナ禍で完全にキャッシュレスになりました。コンタクトレスのクレジットカードを1枚持っていればかなり快適に過ごせるはず。


交通ICは買わなくていい:ロンドンの交通IC(オイスターカード)はコンタクトレスカードさえあればもういらないです。クレジットカードをそのままカードリーダーにかざせばバスも電車も乗車できます。そのうえ、もし何度も乗車して一日乗車券の額と同等まで行けば、その上限額で自動的に請求額が止まる特典も適応されます。

現金は要らない:コンタクトレスカードを活用できるなら、現金は1週間で£30~50程度あればおそらく困らないです。旅行者が現金を使う機会は下記ぐらい。

 ・ホテルのベッドメイキング / 1日につき£1

 ・SOHO地区の中華街で中華料理を食べる時

 ・個人が出店するアンティークやフリーマーケットで雑貨を買う時

 ・個人経営のコンビニで少額の買い物をする時

チップについて:通常のレストランのチップは既に伝票に乗せられている傾向にあり。よほど高級レストランに行かなければ、特に気にせず、請求書に書かれた額をそのまま払えばOK。

割り勘システム:pay separately(別々のお会計で) といえば、すんなり別々で払えます。カードでも割り勘支払い可能です。

ところで物価は:高いです。物品は日本の1.5~1.7倍です。ポケカの公式スリーブが日本だと790円ですがポケセンオンラインUKでは約1200円になるところから、この数字はおそらくあっています。食費は体感で日本の1.7倍から2倍です。1000円でランチを食べたい人は日本円換算にして予算2000円で組んでください。価格が味に直結するのでここはどうかケチらないで......



◆海外のポケモングッズを買いたい
残念ながらポケモングッズは非常に少ないです。日本のポケモンセンターで海外の方が叫んでいる理由がわかります。
ロンドンのトイザらス的存在「Hamleys」や、「ハロッズ」「セルフリッジ」などの高級百貨店、オタクショップの「forbidden planet」などにいけばポケモンカードやぬいぐるみなどが少々ありますが、そんなに数はないのが現状。
おそらく、ポケモンセンターオンラインUKで買い物して、ホテル宛に配送するのが一番確実です。海外限定スリーブなどもあるのでチェックする価値はあると思います。



◆その他、思いついたこと

ヒースローからロンドン中心部への移動方法最新版:

①Uber:安くて便利。ただし、通常のタクシー乗り場ではなく、Short Stay Car Park(一般車のお迎えゾーン)に来るので注意!
②ヒースローエクスプレス:パディントン駅まで15分という驚異の速さ。快適ですが、£27とややお高め。
③エリザベスライン:パディントン駅まで30分で£11.50。最新車両なので快適さは十分。
④ピカデリーライン:最安値ですがこの時期エアコン無い車両で1時間はちょっと......

★ハイブリッド方式で、②か③でパディントン駅まで出てきてパディントン駅のタクシー乗り場でタクシー乗るのも結構おすすめです。

現地SIMカード:安いので日本にいるうちにAmazonにある適当なものを購入してしまうのが良いでしょう。空港到着後いろいろな待ち時間の間に早速スマホ使えるのは便利です。

ホテルのアメニティ:宿泊先のランクにもよるとは思いますが、スリッパと歯ブラシは自前で用意しておいた方が良いかも。

会場(ExCel London)周辺:基本的に東京ビックサイトや幕張メッセを思い浮かべてもらえれば大体あっていると思います。もしお暇なら、テムズ川を逆流する海水からロンドンを防御するための防護壁、「テムズバリア」が近くにあるので好きな方は見に行くと面白いかも。

水:水道水は衛生的には飲めます。硬水が合わない人はコンビニでお水買いましょう。

タピオカカメラは盗られがち:警察も人員不足で軽微な犯罪は捜査されないため、スリ・置き引きが増えています。特に中古でも高額で転売される複眼カメラ付きのiPhoneは被害にあいやすいです。カフェでテーブルの上に置いていたらいつの間にかなくなっていたり、ポケットに入れていたら無くなっていたり。ただSEだと一目でわかる赤色は全然盗られません。一瞬盗られてもSEは売れないのでその場で捨てられます。自転車に乗った犯人に盗られたものの数メートル先で捨てられ画面がバキバキになった人を3人知っているのでこれはマジ。

上着を持ち歩いて:夜非常に冷え込むことあります。20度を下回ったりするので、気温差で体調を崩すことも。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

Yahoo!Japanが使えない:今年4月より、Yahoo!都合でイギリスから閲覧できなくなりました。メールはメールアプリで確認できるものの、ヤフーニュース、ヤフオク、知恵袋などが見られないので若干不便を感じることがあるかも。(VPN繋げば見られる)


うーん、ざっと近々で思いつく事柄はこんな感じでしょうか。

また何か思いついたら追記します。

とはいえ、色々書きましたが、基本的にロンドンはめちゃくちゃいい街です!!ご飯は普通においしいですし、観光で見て楽しいところも、大人がくつろげる公園もたくさんありますし、夏の気温は30度まで行かずに過ごしやすく、なにより人なつっこい方が多く、気さくな街です。今や人口の半数が非白人で、様々な背景を持つ人たちが集い、多様性を極めた街はきっと面白いと思います。

最後に、いちポケモントレーナーとして、参加される皆様のこと、心より応援しております!頑張ってください!

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