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12 September

ポケモン人形焼 考察



今日は「ポケモン人形焼」について考察しようと思います。

はじめに、「ポケモン人形焼」というのは、所謂鉄板の一種で、ホットケーキミックスをこれで焼けばはじめの写真のようにかわいいカステラのような物ができるという代物です。


ピカチュウ、ピッピ、プリン、ラッキーという面子から、初代の一品であることは明らかですね。

しかし、かわいらしい面子とは裏腹に、ネットで見かける焼き上がり写真はどれも…
(興味がある方はtwitterなどで検索するよろし)

ですので、今日はきれいな焼き方を解説しようと思います。


10年以上昔のものなので、現品を持っていても箱や解説書がない、という人が多いのかもしれません。のでまずは箱の裏面の焼き方を記載しておきます。
①ホットケーキミックスの粉に、卵・牛乳を加えて混ぜ合わせます。
②弱火で暖めておいた人形焼の両面にサラダ油を薄く塗ります。
③人形焼をいったん火からおろし、ぬれ布巾の上で少しさましてから、ポケモンたちの顔がわの型の中に生地を流し込みます。
④フタをしてフックを掛けて、弱火でじっくり焼きます。(片面約二分)
⑤きれいな焼き色がつくように、ひっくり返しながら両面を焼いてできあがり。








実はこのとおりにやるだけで上手く焼けます。つまり、逆に手を抜くと上手く焼けません。(重要)


まずは生地を用意します。
ホットケーキミックス一回分(200g)
卵(1個)
牛乳(150cc)




これで4巡焼けます。4x4で16個焼けますが、ロスも生じると思うので実質12~14ぐらいが期待値でしょう。

今回使用したのはホテルニューオオタニのホットケーキミックス。表面がきれいに焼けるとの評判ですが1箱350~400円なので、次回は170円のミックスでも焼けるのか試してみたいところ。

 

卵と牛乳を泡だて器でよくかき混ぜます。混ざったら粉を少しずつ入れて、ダマができないようにします。もしホットケーキミックスが粉の時点ですでにダマになっているようなら、一度ふるいにかけたほうがよいでしょう。粉がよく混ざったら、ボウルを机の上でトントンとたたき、空気を抜きます。

生地ができたら型に入れて焼くだけ?

ではありません!ここからが重要です。
説明通り、「弱火で暖めておいた人形焼の両面にサラダ油を薄く塗る」「人形焼をいったん火からおろし、ぬれ布巾の上で少しさましてから、ポケモンたちの顔がわの型の中に生地を流し込む」必要があります。

焼き上がりがムラっけする理由のほとんどは、この手順を省いているからなのではないかと思います。

鉄板をしっかり暖めておけば、生地を入れた瞬間に、表面が焼け始めます。つまり中に火を通すため弱火にじっくりかけても、表面が狐色に焼けます。ぬれ布巾の上で少しさますのは、逆に熱すぎると、表面が型に焦げ付いてしまうからです。

よくよく型を熱したら油を薄く引きます。引かないと生地が引っ付くと思います。
やけどに注意。


生地の量は片面分だけでOK。ちゃんと膨らむので、盛りすぎるとはみ出します。

火は中心にばかり当たるとあんまりよろしくないので、15~20秒毎に型を移動させて、満遍なく火を当てます。片面2分ずつ。時計と睨めっこしながら鉄板に付きっ切りは正直面倒くさいです。

そうして焼きあがったのがこちら。

じゃじゃじゃん。

型のはがし方は、箸で淵からそっと剥がすだけです。
順番は①ピッピ②ピカチュウ③ラッキー④プリンがよいと思います。

実はプリンは目の凹凸が引っかかってはがすのが難しく、他で慣れてから挑んだほうが良さそうです。それに対して、ピッピは顔の凹凸が少ないので、ポロっと取れます。また、もともと全体的にすこし冷めたほうがはがしやすい気がするので、冷めるのを時間差で待つ意味でもプリン、ラッキーは後半に回しましょう。


一巡の流れはこんな感じです。
二巡目を焼く際は、型を一度水洗いしよく焦げを落として、もう一度熱してサラダ油を引いたほうがきれいに焼けます。正直面倒くさいです。

3巡目はうん…あんこを入れました。


生地→こしうん→生地で、うん…あんこを中に入れましたが、こちらは餡を入れた分、生地を多めに入れる必要があったと反省。餡は膨らみませんから、型に生地を盛らないと背面がやや寂しくなります。また、焼き時間も少し長くしたほうが良さそうでした。

さて、4巡焼いた結果がこちらです(二個食べました)。
奥が初めのほうに焼いたもの、手前が後半焼いたものです。中段の色が薄いのが具材入り。

初めのほうがきれいなんですよね。というのも、これは後半の反省点なのですが、ホットケーキミックスをかき混ぜなおさなかったんです。一回一回に時間がかかるので、思い返せば4巡目は焼き始めから40分以上経過していたんですよね。そりゃ粉と液体が分離していてもおかしくなかったなと。後半に焼きムラができた理由のひとつではないかと思っています。

そんな感じで、結構めんどくさい人形焼!!

実際、鉄板熱したり洗ったり焼くの待ってたり、剥がしたりで、一巡に10分は覚悟したほうがよいです。つまり、ホットケーキミックス1回分を焼くのに、トータルで40分以上かかるんです。

これやるのに必要なのは一つ。根気と集中力です。…二つでした。

もっと簡単に焼けるならオフ会に持参しなくもなかったのですが、それはまた気が向いたらですな。


以上、人形焼考察でした。

おいしかったです。
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28 December

わたる世間はゴミばかり

どうも、タカハです。

2013年も残りわずかになったので、自作勢として、愛すべきゴミ達を振り返ろうと思う。
今年は現実逃避率が高かっため、製作は非常に好調だった。


それでは、早速振り返ってみよう。


■ No.1 ポケモンカードスリーブ ★★★★★

2月、ポケモンカードの旧裏オフに合わせ、ゲンガーデッキ用のスリーブを自作。わざわざイラストから描くという手の込みようがハンパない。評価は文句無しの★5つだ。じつはオフ会当日の朝に印刷してカッティングしたというのはナイショ。


■ No.2 ポケカストラップ ★★★☆☆


見栄えはいいものの手抜き間がハンパないので★は3つ。見栄えはいい。


■ No.3 イーブイのみみ ★★★★★

昔買ったフェルトと、100均のカチューシャにて製作。ピンとたった耳が可愛らしい。オフ会に持って行くと、カワイイ女の子もイケメンもおもしろがって頭に付けてくれるというスグレモノ。写真フォルダがアツくなるぜ。


■ No.4 マツバのマフラー ★★★★★

残念な事に、作った頃には気候が良くなってしまったので滅多に使わなかった。そのため、我が友人の間でもこの存在を知る人は少ない。


■ No.5 ポケプラ 色違いのサザンドラ ★★★★★

元々、ガンプラ等に対して憧れ等はあった物の、じつはプラモデルを触るのははじめて。ネットで仕入れた情報だけを頼りに塗装。器用な方だからたぶん行ける!という怪しい自信だけで乗り切った。


■ No.6 ねんどのかたまり ★★☆☆☆

写真(左)。何を血迷ったのか、石膏粘土でアクロマのフィギュアを作り出した事もあった。公式がフィギュアを出さないのが悪い。クオリティ的には★1だが、努力を讃えて★2。


■ No.7 アクロマ旧裏面 ★★★★☆

いくらプラズマゲイルを買っても(7箱以上買った気がする)、アクロマSRが出ないので作ることにした。またわざわざ自分で無理して絵を描いている辺り阿呆である。


■ No.8 ストレージBOX ★★★☆☆


写真(右)。なんだか作れそうな気がして来たので作った。通販の箱は便利だ。


■ No.9 ミアレシティ観光ガイド ★★★★★

詳細はこちら。迷子になるので地図を作ろうと思った。我ながら良く出来ている。


■ No.10 ダンボールヒトツキ ★★★★★

詳細はこちら。ダンボールでヒトツキつくって振り回したら気持ち良かった。
こいつは型紙公開しているので、是非作ってみて欲しい。



■ No.10 フラダリ●コラおめん ★★★★☆

これでだれでもフラダリさんになれる。思いついた翌日にはできていた。ノリと勢いだけで出来ている。


■ No.11 プラターヌ博士のラバーストラップ ★★★★★

むかしtwitterで見かけたラバストの作り方の事を思い出し、製作。わざわざこの為にデザインナイフとやらを買ってみたが、面白い、実に面白い。せっかくなのでもうすこし作ってみようかのぅ。



こうして振り返ると、タカハ氏は手を動かす作業が好きなのだとよく分かる。

それにしてもゴミが増える一方だ。

…気が向いたらラバストあたりはちゃんと製作日記でも書こう。

18 November

ミアレ観光ガイド



【発行のおしらせ】ミアレ観光ガイド

2013.11 初版

——ミアレシティ。カロス地方を代用するこの街は、あらゆる文化の中心地として、毎年沢山の観光客が訪れる。しかし、この広大な街には見所が多く、気ままに歩けば道を見失う事も…… そんな観光客の悩みを解決すべく、分かりやすい地図と、表通りの有名店舗やカフェ、さらには裏路地の穴場レストランまで必見ポイントを完全網羅!これ一冊でアナタもミアレ通に!?

R団ポケモンサークル会誌で公開し、大きな反響を得たミアレ観光ガイド。
待望のネット公開!!







オマケ:ミアレマップのみ

 

上記はすべてダウンロード自由ですが、著作権等はタカハに属します。
加工や印刷しての配布、無断転載はお断りさせて頂きます。
09 November

ダンボールヒトツキ



ダンボールでヒトツキを作りました。

型紙はイラレにて作成。


これをA4用紙に分割して印刷し、段ボールに貼付けてカット。





ダンボールを4枚張り合わせ、立体感を出すとともに攻撃A252振り。
柄の装飾はさらに2枚重ね、また、途中でプラスチックの定規を柄の中に入れる事で、耐久B252に。
なおDには振らなかったので、水には弱いです。

あとは100円で買って来たフェルトを適当にカットして取り付ければ完成。



ねっ?簡単でしょ?

型紙公開するので、A4サイズの紙に印刷して是非遊んでみて下さい。